「Flow cafe」は、青森県八戸市市川町桔梗野上37-13にある、今秋オープンしたばかりの喫茶店。
八戸市の陸上自衛隊八戸駐屯地から徒歩5分の場所に位置し、八戸市営バス「桔梗野」バス停が目の前と、公共交通機関でのアクセスも良好。
食事系メニューとしては、ナポリタン、カレー、ホットドッグをはじめ、各種軽食やスイーツを提供。
また、ドリンクメニューは、オリジナルブレンドティーやコーヒー、ソフトドリンクが味わえるので、おひとり様はもちろん、家族や友人と集まってお茶や食事をしたい方にぴったりのお店。
この記事では、「Flow cafe」のメニュー、店内の様子、駐車場の有無などの店舗情報を詳しくご紹介し、実際に食べた料理のレビューをお届けします。(店舗情報は来店月(25年10月時点)のものです。最新情報は店舗の公式SNS・HPをご確認ください。)
「Flow cafe」までのアクセス・駐車場・外観

「Flow cafe」は、青森県八戸市市川町桔梗野上37-13に建っており、八戸市の陸上自衛隊八戸駐屯地から徒歩5分、八戸市営バス・十和田観光電鉄バス「桔梗野」バス停留所が目の前と、公共交通機関でのアクセスも良好である。
八戸市営バス・十和田観光電鉄バス「桔梗野」バス停留所。
店舗出入口のすぐ目の前に位置しており、バス利用者でも訪問しやすい。

駐車場について。
店舗の出入口から出て右に向かうと、隣に居酒屋といち、その隣に酒bar101が建っていた。
画像の左手前に建つ酒bar101と、右手前に建つ居酒屋といちとの間にある通路を奥へ進むと、左手側の壁に沿って店名の一部である「Flow」の表札があるレーンが5台分。

店舗を利用する際は必ず「Flow」と記載のある駐車レーンに。

店舗出入口の外観。
開店時間と閉店時間、ラストオーダーの時間が記載されていた。
営業時間などに関しては、店内のメニューにはより詳しい記載があった。
ちなみに、店内にあるメニューには記載されていたのだが、フードのラストオーダーのみ13:30となっていたので、フードも楽しみたい方は注意が必要。
店内の雰囲気・座席

お店へ入ると正面にレジとカウンター席、オープンキッチンがあり、左手にテーブル席とお手洗い、右手にテーブル席があった。
ちなみに、上記の画像は店舗の右手奥側となる。正面のレジカウンター兼テーブル席の奥にはオープンキッチンがあった。
支払いは現金のみ。

店舗出入口から入って左手側のテーブル席。
見切れているが、この画像の右手奥側の段差の先がお手洗いとなっていた。

カウンター席。
この画像の左の席の左上に白いレジが置いてあり、会計を行なっていた。
現段階では現金のみの支払い。

卓上には、お花が飾られていた。
季節感のあるお花を眺めながら、ランチやティータイムなどを過ごすのも有意義に感じられる。
メニューの詳細
※撮影は2025年10月

フードとドリンクのメニュー。
フードのおすすめは、自家製ケチャップ・ナポリタンと、倉石牛使用・トロトロすね肉カレーとのこと。
倉石牛(くらいしぎゅう)は、八戸市の隣町である五戸町の倉石地区(平成時代に行われた五戸町との合併前は、旧倉石村)で育てられているブランド牛である。
豊かな自然環境と、一頭一頭に配慮した飼育方法で育てられており、全国肉用牛枝肉共進会で、松阪牛や前沢牛を抑え「名誉賞(日本一)」を受賞した実績がある。霜降りが美しく、口の中でとろけるような甘みと香りが楽しめ、「幻の銘牛」とも呼ばれている。
デザートも現時点では5種類あったので、ランチの食後だけでなく、ドリンクのお供にデザートを注文するのも良いかもしれない。
実際に食べた料理の感想
倉石牛使用・トロトロすね肉カレー(¥1,500税込)

まず注文したのは、「倉石牛使用・トロトロすね肉カレー」。
倉石牛のすね肉がゴロゴロと乗ったカレーライスとフレッシュな野菜サラダ、にんじんと紫キャベツを自家製ビネガーで漬けたピクルスが盛り付けられていた。

オレンジとピンクがかった紫が彩りを添える。

野菜サラダ。フレッシュな緑黄色野菜のカラーリングが映えていた。

わかめと卵のスープ。
温度はほどほどに温かく、適度な塩加減で、後味がすっきりとしていて飲みやすかった。
カレーの味付けが濃厚なので、お口直しにもうってつけに感じた。

倉石牛のトロトロすね肉を持ち上げてみた。
これくらいのサイズのトロトロすね肉が、カレーソース全体の半分程度を占めていた印象を受けた。肉肉しいカレーが食べたい人にはもってこいだ。
カレーソースは見た目通りの濃厚さとドロッとした感じで、複雑なスパイスが鼻に抜けるのとともに、甘さ、少しの辛さ、程良い塩分を感じられた。いわゆる欧風カレーソースという味わい。
トッピングにはエシャロットがかかっていて、サクサクとした食感と、オニオンの風味が良いアクセント。

画像からでもフレッシュさが伝わってくる野菜サラダ。
プチトマトとレタス、パプリカ、紫たまねぎ、カイワレなど、種類が多いのでそれぞれの素材の味や食感の違いが感じられつつ、それら全体にまろやかな酸味と甘みの自家製ドレッシングがかかっていて、複雑な味わいが口の中で混ざり合っていった。
好みの味だったので、気づけばあっという間に食べ切ってしまった。
かぼちゃのバスクチーズケーキ(¥500税込)

食後のデザートとして、かぼちゃのバスクチーズケーキを注文。
しっとりとしたバスクチーズケーキのには、ホイップクリームとミントが添えられており、その周囲をメープルシロップと、甘くてザクザクとしたクラッシュドクッキーのようなものが散りばめられていた。

ホイップクリームを添えて一口。
バスクチーズケーキなので、一般的なチーズケーキに比べ、ズッシリとした印象を受けたが、それが私の好みだったので、また食べたい。
チーズが使われた濃厚さがありつつ、しっとりなめらかな食感と味わい。酸味は控えめで、上品な甘さが口に広がっていった。チーズに負けじと、かぼちゃの成分も多く感じられた。
かぼちゃのすりつぶされた繊維質もおいしさのアクセントになっていたので、もかぼちゃの好きな人には一度試してほしい一品。
スコーン(¥180税込)

こちらはFlowオリジナルティーと一緒に注文したスコーン。今回の味はプレーン。
ちなみに、訪問時にはプレーンしか在庫がなかったのだが、それ以外のバリエーションもあるとメニューには記載があるので、気になる方は店員さんにその都度確認した方が良い。

生地は焼き目のある部分と内側で若干の食感の差はあったものの、生地がぎゅっと詰まっていて、しっとりとしているものと感じさせられた。
なお、スコーン単体としての甘さは控えめ。

スコーンについてきたいちごジャムとバター。
スコーンを手で横半分に割り、スプーンを使って片方ずつ塗って食べてみた。
いちごジャムは、甘さがやや控えめ。バターはしっかりと乳脂肪分が感じられ、少しの塩分がスコーンの控えめな甘さを引き立てていた。
好みの問題だが、両方相性抜群に感じた。
Flowオリジナルティー(pot)(¥600税込)

スコーンを食べるとなると、真っ先に紅茶が欲しくなったので、こちらも同時に出していただいた。
ベリー系のオリジナルブレンドとの事で、大きめのポットに入って出てきた。

カップとソーサーがおしゃれ。まさに不思議の国のアリスだ。
スプーンの柄の部分のキャラクターは、ハンプティー・ダンプティーだった。
紅茶といえばイギリス。
イギリスといえばティーパーティーをする不思議の国のアリスの世界といったところか。
鼻から抜ける複雑なベリーの香りが、落ち着いた時間を過ごすのにちょうどよかった。
紅茶自体はティーカップの8分目くらいの量で3杯分以上は注ぐことが出来たので、ゆっくりお茶したい人には嬉しい。
コーラフロート(¥500税込)

最後に、コーラフロート。
アイスクリームも、標準的なバニラアイスだったが、それなりにスクープの大きさがあったため、すぐには食べきれなかった。
フロート系メニューは他にもあったので、気になる人は頼んでみては。
店舗情報
まとめ・こんな人におすすめ

「Flow cafe」は、八戸市にある、カレー好きやカフェ好きにはたまらないお店でした。
カフェ利用で何度でも通いたくなる豊富なドリンクメニューに加え、ランチもちゃんと楽しめるメニュー構成だったので、おひとり様から家族や友人、カップルなどの複数人までどなたでも安心して訪問できる、モダンで自然光を大きく取り入れたおしゃれな空間が店内に広がっておりました。
店員さんも穏やかかつ物腰が柔らかく、メニューについて質問しても、丁寧に答えてくれて印象が良かったです。
「コーヒーや紅茶など、いろんな種類のドリンクが飲みたい」「八戸市でランチ、カフェ利用ができる喫茶店を探している」「コーラフロートやカレーが気になる」そんな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。