【おいらせ町】グリルシャトラン｜平成レトロな店内で洋食を召し上がれ！

1989年にオープンした「グリルシャトラン」は、青森県上北郡おいらせ町青葉4丁目50-814にある、地元で人気な洋食店です。おいらせ町の北側に位置し、三沢空港から車で14分、イオンモール下田から車で11分、第二みちのく有料道路の三沢十和田下田I.C.から車で5分と、アクセスも良好。ステーキをはじめ、チキンカツやナポリタンなど、いろんな洋食が楽しめます。おいらせ町で洋食屋さんを探している方や、家族や仲間などと集まって食事をしたい方にぴったりのお店です。

この記事では、「グリルシャトラン」のメニュー、店内の様子、駐車場の有無などの店舗情報を詳しくご紹介し、実際に食べた料理のレビューをお届けします。（店舗情報は来店月（25年8月時点）のものです。最新情報は店舗の公式SNS・HPをご確認ください。）

「グリルシャトラン」までのアクセス・駐車場・外観

「グリルシャトラン」は、青青森県上北郡おいらせ町青葉4丁目50-814に建っており、三沢空港から車で14分、イオンモール下田から車で11分、第二みちのく有料道路の三沢十和田下田I.C.から車で5分の所にある。

敷地には駐車場が10台分以上あり、車での来客をメインで考えられている。

店舗の出入口付近に営業時間が掲示されているのは、初見の客などにとって分かりやすいので助かる。

ちなみに、WEBで店名を検索しても、店舗のSNSアカウントやホームページなどはヒットしなかった為、店舗としてはネットでの情報発信は特に行なっていない様子。

店内の雰囲気・座席

店舗の出入り口の扉を潜ると、まず風除室に入る。

少々読みづらいが、磨りガラスの店名の下には、1989と記載がある。

おそらく創業した年が1989年なのだろう。

画角には収まっていないが、この一枚外側のドアの右手側には、英語と日本語でお支払いは現金のみと掲示してあった。

英語で記載があるのは、店舗が隣の三沢市寄りの地域に建っていて、アメリカ人などの外国人も訪れる為だと予想。

店舗内のレジカウンター付近。

分かりづらいが、奥に見える寒色系の照明が付いているドアがトイレの出入口。

その右手側にある空間が和室となっており、小上がり席が1卓ある。

和室の小上がり席はこのようになっている。

団体で席を予約した場合、この席に通される場合もあるのだろう。

店内のテーブル席。

記憶が定かであれば、同様のテーブル席が全部で５卓あった。

卓上調味料。

ペッパーミルも置いてある所に、洋食屋らしさを感じた。

メニューの詳細

※撮影は2025年8月

メニューの見開き1ページ目。

訪問時はディナータイムだったため、ランチメニューは頼めなかったが、上部にその記載もある。

きっとランチタイムに利用する客も多いのだろう。

詳細は後述するが、今回はスパゲッティメニューの中からナポリタンも注文した。

2025年現在、海水温の上昇などでホタテ不漁と言われる青森県。

店舗への仕入れ値段も高騰しているのだろうと推察。

次ページ以降も、これにより一部提供していないメニューが存在した。

メニュー見開き２ページ目。

セットメニューからダブルメニュー、ステーキメニュー、肉や魚料理、中華調理、サンドイッチまで。

かなりメニュー数が多い印象を受けた。

これは優柔不断な人にとっては嬉しい悩み。

メニュー見開き３ページ目。

ライスメニューと、飲み物と、デザートが記載されていた。

今回は頼まなかったが、ドライカレーなども気になった。

実際に食べた料理の感想

(ダブルメニューセット)えびフライ＋ビーフソテー（¥2,350税込）

まず注文したのは、ダブルメニューセットの「えびフライ＋ビーフソテー」。

一部のメニューは、おかずのみの単品（サラダ付き）または、セット（スープ、サラダ、ライス、コーヒー（コーヒー以外の一部ソフトドリンクにチェンジ可能）がついてくる）から選択可能。

詳しくは前述のメニューを参照のこと。

メニュー名の通り、メインのおかずはえびフライとビーフソテー。

付け合わせとしてスパゲッティとポテトとにんじんが載っていた。

ソースはおそらくデミグラスソースなのだろう。

ソースは、粘性がやや高めで、赤ワインや香味野菜の風味があり、程よいトマトの酸味が感じられつつ、甘味もあり、生クリームやバターのリッチな乳脂肪分の高さと、ある程度の濃さの塩分を感じられる、そんな濃厚な味わいだった。

ソース単体であっても、一口味わった瞬間、反射的にうまいと脳が判定してしまった。

これこそ、ベーシックかつ高級感のあるソースと言ったところだろうか。

これがビーフソテーはもちろん、えびフライにも非常にマッチしていた。

画像には写っていないが、有頭のえびフライの頭のみを切り離して、身と尻尾の部分をフォークで持ち上げると、依然として大きく、ズシっと手に伝わる重量感だった。

もちろん、並の人間なら一口ではかぶりつけないほどの量だったのは言うまでもない。私も何口かに分けて食べ切った。

ザクザクとした衣の食感に、肉厚でぷりっとしたエビの食感とエビ特有のうまみ。

タルタルでも、デミグラスソースでも、両方つけても相性が最高。

これはえびフライ好きは喜ぶこと間違いなし。

ビーフソテーの断面。

肉質はやわらかめ。

下味に塩がついているのか、咀嚼していて牛肉自体からも塩分を感じられた。もちろん牛肉そのものの旨みも。

そのままでも良いのだが、ソースをいっぱい絡めて食べるとより美味。

付け合わせのサラダ。

後述するチキンカツのセットにも付いてきた。

サウザンドアイランドドレッシングのような、クリーミーでほどよい酸味と甘味を感じるドレッシングがかかっていた。

レタスが新鮮でシャキシャキとしていて、箸休め的な感覚で食べてもよかった。

付け合わせのコーンスープ。

生クリームなのだろうか。とてもクリーミーで、コーンの甘味もしっかりと感じられた。

思った以上にドロっとしたスープ。

飲むと言うより食べる感覚が近いのかもしれない。

セット系メニューを頼んだ時についてくる、ドリンクの一例。

こちらはアイスコーヒー。

アイスコーヒー用に、ガムシロップと牛乳が出てきた。

こちらは、同じくセットメニューで選べるドリンクのうちの一つの、アップルジュース。

見た目からわかるかもしれないが、果汁100%のジュースではなかった。

味から察するに、おそらく市販のジュースなのだろう。

（セットメニュー）チキンカツ（¥1,600税込）

チキンカツのセットメニューも注文。（こちらも単品で注文可能）

人によって大きさが大きく見えるかそうでないかは異なるとは思うが、私には標準的なサイズ感に写った。

付け合わせには、先ほどのメニュー同様、スパゲッティとにんじん、ポテトが付いていた。

画像からはわかりづらいのだが、到着時は熱々の鉄板の上で、デミグラスソースがジュージュー言う音を奏でており、湯気も立っていた。

断面図。

衣は薄く、白い鶏胸肉のしっとりした質感が、濃厚なデミグラスソースを纏い、今か今かと待ち構える。

一口食べてみると、鶏胸肉はしっとりしていて、噛むほどに鶏肉の旨みが口に広がる。

こちらも下味の塩味は付いていたので、チキンカツ単体でも美味しくいただけると感じたが、やはり濃厚なデミグラスソースをたっぷりと纏わせていただく方が、酸味、甘み、塩味などがソースに含まれる様々な食材の旨みと共に口に広がるので、ライスがより早く無くなるという印象を受けた。

肉の脂身がそこまで欲しくない方には、肉の後味がさっぱりとしたチキンカツが向いているのではないかと感じた。

ナポリタン（¥900税込）

続いて、ナポリタン。

念の為に記載しておくが、これは単品メニューであり、セット系メニューではない。（前述のメニューを参照）

写真だと分かりづらいのだが、全体的にナポリタンのソースがよく絡んでいる。

味は甘めで、程よいトマトの酸味だけでなく、バターの風味が感じられる上に、乳脂肪分のコクが充分ある。

さらに、牛肉の細切りもところどころに入っており、それがうまさを倍増させていると言う印象を受けた。

牛肉入りのナポリタンなんて、他店では味わった記憶がない。これだけで注文する価値があると感じたし、得した気分になれた。

麺はスタンダードな断面が丸いストレート麺ながらも、しっかりとソースや具材を絡めてくれて、適度な弾力があった。

ピーマンと玉ねぎも入っており、彩りと食感のアクセントを加えていた。

リッチな味わいのナポリタン好きは、必食。

店舗情報

まとめ・こんな人におすすめ

「グリルシャトラン」は、おいらせ町にある、洋食好きにはたまらないお店でした。充実したメニューで、おひとり様から団体まで、どなたでも安心して訪問できる、温かい空間が店内に広がっておりました。

おそらく、お店は家族経営なのでしょう。

店主の奥様と思しき店員さんの接客も良く、厨房が忙しくない時は、基本はおひとりで厨房を賄っている、白いコックコートを着た店主も、会計後にありがとうございましたと言って見送ってくださいました。

洋食屋なのに、一部中華メニューがあり、しかも唐揚げが常連さんに人気と店員さんに教えていただいたので、洋食を挟みつつ、町中華飲みがしたい方にもオススメできます。メニューにもありましたが、もちろんビールやワインも取り揃えています。

「いろんな種類の洋食が食べたい」「おいらせ町でランチ、ディナーができる店を探している」「ナポリタンやエビフライ、ビーフステーキが気になる」そんな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。